科学研究費助成事業 シンポジウム
「指定管理者制度による公立博物館の運営~財団法人指定管理館の現状と課題~」
主 催:法政大学資格課程(責任者:金山喜昭)
※本シンポジウムは、日本学術振興会(JSPS)科学研究費補助金
(基盤(C) 課題番号 17K01212)「日本の博物館総合調査研究」により実施する。
日 時: 2018年10月13日(土)13時30分~17時30分(受付:13時15分~)本イベントは終了しました。
会 場: 法政大学 市ヶ谷キャンパス 富士見ゲート4階 G402教室
定 員: 200名
参加費: 無料
申込方法(事前申込・先着定員制): 下記の参加申し込みよりお申込みください。
*お送りいただきました個人情報は、本目的以外には使用致しません。
●シンポジウムの目的
政府の規制緩和政策により、指定管理者制度が公立博物館に導入されるようになってから15年が経過する。公立博物館のうち、指定管理館の多くは財団法人(公益財団法人、一般財団法人等)が運営している。本シンポジウムは、財団法人指定管理館の経営や運営の現状を紹介すると共に課題を確認する。あわせて、地方独立行政法人による博物館運営の準備を進めている事例についても取り上げることにより、今後の公立博物館のあり方を検討する。
●スケジュール(予定)
全体進行:柏女弘道(法政大学 兼任講師)
13:30~13:35 趣旨説明 金山 喜昭(法政大学 キャリアデザイン学部 教授)
13:35~13:55 発表 金山 喜昭
公設財団法人の指定管理館の運営状況と課題
13:55~15:35 各館からの報告
【財団法人の指定管理館からの報告】(発表各20分)
13:55~14:15 村瀬 健(公益財団法人 大垣市文化事業団 総務課長補佐)
岐阜県大垣市にみる指定管理者による小規模博物館施設運営の現状と課題
〜大垣市歴史民俗資料館、大垣市郷土館等の事例から〜
14:15~14:35 渡部 淳(公益財団法人 土佐山内記念財団 高知県立高知城歴史博物館館長)
高知県立高知城歴史博物館と公益財団法人土佐山内記念財団
~高知県に於ける指定管理者制度の一事例~
14:35~14:55 中島 宏一(一般財団法人北海道歴史文化財団 事業本部長、野外博物館北海道開拓の村 館長)
指定管理者制度を北海道のミュージアムに見る
~野外博物館北海道開拓の村、北海道博物館等の事例から~
【独立行政法人と地方独立行政法人の指定管理館】(発表各20分)
14:55~15:15 杉長 敬治(法政大学 兼任講師)
国立博物館の独立行政法人化による経営・運営面の変化について
15:15~15:35 山西 良平(西宮市貝類館 顧問)
大阪市における博物館群の地方独立行政法人化の取り組み
15:35~15:55 休憩(20分)
15:55~17:15 パネルディスカッション(60分)+質疑応答(20分)
コメンテーター:佐々木 亨(北海道大学大学院 文学研究科 教授)
パネラー:村瀬、渡部、中島、杉長、山西(発表順)
司会:金山 喜昭
17:15~17:30 まとめ 金山 喜昭
お問い合わせ:
法政大学 資格課程実習準備室
〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1 ボアソナード・タワー14階
電話・FAX:03-3264-4360
Eメール:staff@shikaku.i.hosei.ac.jp