本年度の企画展は、2017年の干支〈酉〉にちなみ、鳥に関する資料を「鳥の文学と美術」「鳥の玩具」「鳥と信仰」というジャンルから展示します。
「鳥の文学と美術」では文学や絵画に現れる鳥を見ていきます。古典や詩歌では季節を彩る存在、昔話ではキャラクター性を持つ存在として、鳥が登場します。絵画においては、季節を象徴するモチーフともなっています。
「鳥の玩具」では本学の玩具コレクションから、鳥を象ったものを紹介します。鳥の玩具には人びとの祈りが込められたものが多くあります。特有の風習に用いるもの、同じ系統でも地域により意匠の異なるものなど、多様な玩具が今も作られています。
「鳥と信仰」では、フィールドワークで収集した写真や資料をもとに、鳥居と酉の市について展示します。鳥居は2種類に大別され、素材や色、大きさを考慮すると同じものはふたつとありません。酉の市は毎年11月の酉の日に行われる祭りで、縁起物として売られる熊手が有名です。
文学・美術、玩具、信仰という三面から、鳥と人とのかかわりを「再発見」してください。
日時 | 2017年11月14日(火)~2018年1月30日(火) 午前10時~午後6時 |
休館日 | 日曜・祝日、12月23日(土)~1月8日(月)、1月12日(金)、1月13日(土) |
会場 | 法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー14階 博物館展示室 キャンパスマップ 交通アクセス |
入館料 | 無料 ※どなたでもご鑑賞いただけます |
主催 | 法政大学資格課程 |
お問い合わせ先 | 法政大学資格課程実習準備室 TEL:03-3264-4360 |